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プラークが口の臭いを悪化させる!原因からセルフケア方法まで徹底解説

  • 投稿日: 2025.04.29
  • 更新日: 2025.04.29

「もしかして、口が臭っているかも?」と気になり始めて、人と話すことに不安を感じるようになった人は多いのではないでしょうか。

口臭の原因の一つが「プラーク」です。

プラークは歯垢とも呼ばれ、放置すると口臭だけでなく、虫歯や歯周病のリスクも高めます。

本記事では、口臭を悪化させる原因であるプラークについて説明し、臭いが発生する原因から効果的な日々のセルフケア方法まで徹底解説します。

プラークとは?

プラークは口の中で日々形成される細菌の塊です。

歯の表面に付着し、時間とともに増えることで、口臭や虫歯、歯周病などの口腔内トラブルの原因となります。

ここではプラークのでき方や、放置した場合のリスクについて解説します。

プラークのでき方

プラークは、歯の表面へ付着した細菌が、食べ物に含まれる糖分を栄養源として増えたものです。

舌で触れるとザラザラとした感触で気づくことがあります。

  • 歯と歯茎の境目である歯周ポケット
  • 歯と歯の間
  • 奥歯の溝がある面

など、歯ブラシが届きにくく、磨き残しが生じやすい部分に蓄積します。

プラークを放置するリスク

プラークを放置すると歯の表面が溶け、歯茎の炎症が起こるため、虫歯や歯周病などの口腔内トラブルが引き起こされます。

また、時間が経つとプラークは硬化して歯石になります。

歯石は普通の歯磨きでは取れないため、歯科医院での専門的クリーニングが必要です。

プラークの定期的なケアを怠ると口内環境は急速に悪化します。

プラークから臭いが発生する理由

プラークに含まれる細菌がたんぱく質を分解する過程で、臭いの元となるガスが生じます。

ガスの中でも、硫化水素やメチルメルカプタンが口臭を悪化させる原因です。

硫化水素やメチルメルカプタンは、腐った卵や生ゴミのような臭いを発生させ、周囲にも不快な影響を与えかねません。

とくに歯間部分や歯周ポケットに長時間残ったプラークは、より強い口臭を発生させます。

唾液による自浄作用が働きにくく、細菌が増殖しやすい環境になっているためです。

口臭は、周囲の人に伝わりやすく、第一印象に大きく影響します。

お客様との距離が近い接客業や営業では、口臭が原因でお客様との会話が減り、仕事に影響するおそれもあります。

プラークが原因の口臭によって清潔感が損なわれると、相手からの信頼性が低下しかねません。

日々のセルフケアで予防していきましょう。

プラーク除去だけじゃない!口臭予防のセルフケア5選

口臭予防には、プラーク除去を中心としたトータルケアが効果的です。

ここでは、5つのセルフケア方法を紹介します。

  • 歯磨きで歯表面のプラークを除去する
  • デンタルフロスや歯間ブラシで隠れたプラークを除去する
  • 舌磨きで舌苔をきれいに取り除く
  • 適度な水分補給で口腔内の乾燥を防ぐ
  • マウスウォッシュで口内環境を清潔に保つ

それぞれのセルフケアについて詳しく見ていきましょう。

1.歯磨きで歯表面のプラークを除去する

正しい歯磨きは口臭予防の基本的なケアです。

一般的に歯の表面にあるプラークは、丁寧なブラッシングによって約60%は除去できるといわれています。(※)

とくにプラークがたまりやすい部分の歯磨きがポイントです。

  • 歯と歯茎の境目
  • 歯と歯の間
  • 奥歯

歯ブラシを小さく振動させ、磨き残しがないように意識して丁寧に磨きましょう。

また、朝晩の歯磨きを習慣にし、食後に磨くことも大切です。

(※)出典:公益社団法人 日本歯科医師会「歯の学校 なぜ?なに?歯医者さん」

2.デンタルフロスや歯間ブラシで隠れたプラークを除去する

歯ブラシが届かない隠れたプラークの除去には、デンタルフロスや歯間ブラシが効果的です。

デンタルフロスや歯間ブラシは、歯ブラシが届きにくい歯と歯のすき間に入り込んでプラークを取り除きます。

それぞれの使い方は以下のとおりです。

デンタルフロス歯と歯の間が狭い部分に入れて、歯の表面に沿って動かす
歯間ブラシ歯と歯の間が広い場合に使用して、前後に動かす

デンタルフロスや歯間ブラシは、歯磨き後に使うと効果的であるため、日々の歯磨きとともに習慣づけましょう。

3.舌磨きで舌苔をきれいに取り除く

舌に付着する白い細菌の塊である「舌苔」も口臭の主な原因です。

舌の表面奥の方に付着する舌苔は、プラークと同様に細菌の集まりです。

専用の舌クリーナーまたは柔らかい歯ブラシを使って、舌の奥から手前に向かって優しく磨きましょう。

舌は非常にデリケートであり、強い力で磨くと傷つける恐れがあるため、軽い力で数回繰り返すことがコツです。

細菌は就寝中に増えやすいため、朝の歯磨き時におこなうと効果的に取り除けます。

4.適度な水分補給で口腔内の乾燥を防ぐ

唾液には口の中の汚れを洗い流したり、細菌の繁殖を抑えたりする役割があり、口腔内の健康維持に欠かせません。

口腔内が乾燥すると、唾液の効果が低下して細菌が繁殖しやすくなるため、口臭が悪化する原因になります。

日中のこまめな水分補給や、シュガーレスガムを噛んで唾液分泌を促すことが口の中の乾燥を防ぎます。

また、口呼吸の習慣がある方は口が乾燥しやすいため、意識して鼻呼吸を心がけることも大切です。

5.マウスウォッシュで口内環境を清潔に保つ

マウスウォッシュは、手軽に使える便利な口臭ケアアイテムです。

口に含んでゆすぐだけで一時的ではありますが、口臭を抑える効果が期待できます。

ただし、マウスウォッシュだけでは根本的な口臭の原因を取り除けず、補助的な役割だという点が注意点です。

マウスウォッシュの効果的な使用タイミングは、歯磨きの後です。

口内のすみずみまで行き渡るため、歯ブラシが届かなかった部分をカバーして口内環境を清潔にたもちます。

忙しいビジネスパーソンにとっては、仕事の小休憩や外出先での使用に便利です。

VIEAQ ORL TOOTHGELを使った歯磨きでプラーク除去&口臭ケア

より効果的なプラーク除去と口臭ケアには、VIEAQ ORL TOOTHGELがオススメです。

ジェルタイプの歯磨き剤で、歯磨きの際に使用するとプラークの除去に効果を発揮します。

ジェルタイプのため歯周ポケットや細かい部分にも留まりやすく、歯ブラシが届きにくい部分のケアも可能です。

歯磨き後の歯肉ケアや舌苔ケアとしても使用ができるため、効率的なセルフケアができます。

まとめ

プラークは、口の中に存在する細菌の塊です。

プラーク内の細菌がたんぱく質を分解する際に悪臭成分のあるガスを発生させるため、口臭の原因となります。

本記事では、プラーク除去を含めた口臭予防のセルフケアを5つ紹介しました。

  • 歯磨きで歯表面のプラークを除去する
  • デンタルフロスや歯間ブラシで隠れたプラークを除去する
  • 舌磨きで舌苔をきれいに取り除く
  • 適度な水分補給で口腔内の乾燥を防ぐ
  • マウスウォッシュで口内環境を清潔に保つ

プラーク除去と口臭ケアができるセルフケアには、VIEAQ ORL TOOTHGELがオススメです。

歯磨き粉の代わりとなる歯磨きジェルで、歯磨きの際に使うとプラークを除去しやすくなります。

また、歯肉ケアや舌苔ケアにも利用でき、効率的なセルフケアが可能です。

歯磨きをはじめとしたセルフケアはプラークによる口臭を防ぐだけでなく、口腔環境全体を清潔にたもちます。

口臭を気にすることなく、自信を持って人と接しましょう。