COLUMN

コラム

歯垢がオレンジ色になる原因と除去方法を徹底解説!4つの予防策も紹介

  • 投稿日: 2025.05.25
  • 更新日: 2025.05.25

あれ?歯垢が白じゃなくてオレンジ色になっている

歯磨きをしていて気づいたことはありませんか?

自分だけでなく子どもの歯にオレンジ色の汚れを発見すると、何かの病気ではないかと心配になってしまいますよね。

オレンジ色の歯垢は、多くの場合、白い歯垢が長い間放置されて変化したものです。

放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まります

丁寧なブラッシングなどのセルフケアを行い、歯垢が落ちないままであれば歯科医院を受診しましょう。

この記事では、

  • オレンジ色の歯垢ができる原因
  • オレンジ色の歯垢の除去方法
  • オレンジ色の歯垢にしない効果的な4つの予防策

について詳しく解説します。

この記事を読み終えると、歯垢がオレンジ色にならないように必要な知識を身につけることができますよ。

歯垢は長時間の放置でオレンジ色になりやすい|子どもはとくに注意

歯垢は白っぽい色をしていますが、長時間放置されてオレンジ色に変化するケースがあります。

成熟した歯垢の中には細菌が大量に繁殖しており、その中にオレンジ色の色素を産生する細菌が存在するためです。

とくに子どもに見られやすい現象であり、歯磨きによる磨き残しが原因で生じやすいと言われています。

大人が仕上げ磨きを行っても、細かい部分まできれいに仕上げるのは難しく、完璧に汚れを除去できません。

また、子どもの歯は大人に比べて、汚れが付着しやすいという特徴もあります。

オレンジ色の歯垢(オレンジプラーク)が現れる3つの原因

オレンジプラークが発生する主な原因は、以下の3つです。

  • オレンジ色を出す細菌が活性化する
  • 磨き残しがある
  • 口の中が乾いたドライマウスの状態

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

オレンジ色を出す細菌が活性化する

歯垢が長時間放置されると、オレンジ色の色素を生成する細菌が活性化し、色素沈着が引き起こされます。

口の中には色素を生成する菌が、多く存在するためです。

口内環境が悪化した際にオレンジ色の色素を出す細菌が増殖すると、歯垢がオレンジ色に着色されます。

歯と歯茎の境目や歯間など、ケアが不十分になりがちな部分で発生しやすい傾向です。

磨き残しがある

磨き残しがあると、汚れが付着したままで歯垢が形成されやすくなるため、あらゆる場所で細菌が繁殖しやすい環境になります。

磨き残しが起きやすいケースは以下のとおりです。

  • 歯磨きのブラッシングが不十分
  • 強く磨きすぎて傷ついた歯の表面に汚れが付着
  • 歯が重なっていたり、でこぼこしていたりする部分に歯ブラシが届きにくい

磨き残しの対策には、デンタルフロスや歯間ブラシなどが有効です。

口の中が乾いたドライマウスの状態

口が乾燥したドライマウスの状態では細菌が繁殖しやすい環境になるため、歯垢が形成されやすくなります。

口の乾燥は唾液の分泌量を減らし、唾液が持つ自浄作用の効果を低下させます。

口呼吸をする習慣がある人や、薬の副作用で唾液分泌が減少している人は注意が必要です。

オレンジ色の歯垢(オレンジプラーク)を除去するケア

オレンジ色の歯垢は、状態によって除去方法が異なります。

軽度の場合は、少し黄色っぽい色をしており、セルフケアで除去可能です。

一方、重度の場合は、明らかなオレンジ色に変色しており、プロケアが必要になります。

軽度のケース|セルフケアでオレンジ色の歯垢を除去

軽度なケースのオレンジ色の歯垢は、丁寧なブラッシングによる歯磨きによって除去が可能です。

ただし、通常の歯磨きよりも時間をかけて、優しく丁寧に磨くことが重要になります。

また、歯ブラシによる歯磨きだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを併用した細かい部分までのケアが効果的です。

歯と歯の間や歯茎との境目など、歯ブラシだけでは届きにくい部分に重点を置いてケアしましょう。

重度のケース|プロケアでオレンジ色の歯垢(オレンジプラーク)を除去

重度のオレンジ色の歯垢は、セルフケアによる除去が困難なため、歯科医院での専用器具を使った除去が必要です。

歯科医院では「スケーリング」という超音波器具を使った歯石除去や、「PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」という専門的なクリーニングを行います。

歯科医院で行うプロの処置は、頑固なオレンジ色の歯垢を効果的に除去できるでしょう。

歯垢がオレンジ色になる前の予防策4選

オレンジ色の歯垢を作らないための予防策を4つ紹介します。

  • 丁寧な歯磨きを意識する
  • デンタルフロスと歯間ブラシで歯ブラシの届かない部分をカバーする
  • 口内の乾燥を防ぐ
  •  VIEAQ ORL TOOTHGELで口内環境をトータルケア

それぞれの予防策を見ていきましょう。

丁寧な歯磨きを意識する

正しいブラッシングを身につけた歯磨きが最も重要です。

歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握り、力を入れすぎないよう持ちましょう。

歯に付着した汚れを色で可視化してくれるプラークチェッカーの活用も効果的です。

定期的に磨き残しの確認に使用していけば、磨き方の癖を把握でき、歯磨きの質が上がるでしょう。

デンタルフロスと歯間ブラシで歯ブラシの届かない部分をカバーする

歯ブラシだけでは汚れの約6割程度しか落とせないため、デンタルフロスと歯間ブラシの併用が重要です。

ケア用品使用箇所
デンタルフロス歯と歯の間の狭い隙間
歯間ブラシ比較的広い歯間や歯茎との境目

歯間の広さに応じて使い分けると、より効果的に歯のケアが可能でしょう。

参照:日本歯科医師会「歯の学校vol.74 なぜ?なに?歯医者さん」

口内の乾燥を防ぐ

口内の乾燥防止は、唾液の自浄作用を維持できます。

適度な水分補給を心がけ、ガムを噛んで唾液分泌を促進しましょう。

ガムを選ぶ際は、糖分不使用のものが歯のケアにもつながり、オススメです。

キシリトール配合のガムであれば、虫歯予防効果も期待できます。

参照:日本歯科医師会|テーマパーク8020「むし歯を防ぐ甘味料」

 VIEAQ ORL TOOTHGELで口内環境をトータルケア

口内環境をトータルケアするなら、VIEAQ ORL TOOTHGELの使用がオススメ。

ジェルタイプの歯磨き剤であり、歯磨き粉の代わりに使用することで効果を発揮します。

ジェルタイプの特性により、歯ブラシが届きにくい部分や歯茎、歯周ポケットまでしっかりカバーし、口内環境を効果的なケアが可能です。

まとめ

オレンジ色の歯垢は、白い歯垢が長時間放置されると、色素を生成する細菌が活性化して発生します。

主な発生原因は磨き残しやドライマウス、歯並びの問題などが挙げられ、子どもに多く見られやすい現象です。

軽度の場合は丁寧なセルフケアで対応可能ですが、重度の場合は歯科医院でのプロケアが必要になります。

オレンジ色の歯垢を発生させない予防策は、正しい歯磨きやデンタルフロスまたは歯間ブラシの併用、口内乾燥の防止です。

VIEAQ ORL TOOTHGELは、お口のトータルケアにオススメの歯磨きジェル

歯磨きの際に使用すれば、歯だけでなく、歯茎や歯周ポケットまでサポートできます。

オレンジ色の歯垢を作らない口内環境に整えて、将来の歯の健康へつなげましょう。