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歯の間の汚れは歯間ケアで解決!放置するリスクと手軽な取り方を解説

  • 投稿日: 2025.06.24
  • 更新日: 2025.06.24

「毎日しっかり歯磨きしているのに、歯の間に汚れがある…」

歯磨きをきちんとしているつもりでも、なぜか歯の間に付いた汚れが気になることはありませんか。

歯ブラシだけでは歯と歯の間に歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れを完全に取り除くことは困難です。

この記事では、

  • 歯の間の汚れを放置するリスク
  • 汚れを取り除く正しい歯間ケアの方法

について詳しく解説します。

記事を読み終えると、歯の間の汚れに関する悩みが解決し、効果的な歯間ケアができるでしょう。

歯の間の汚れは歯ブラシのみで60%しか取れない

普段の歯磨きで使用している歯ブラシだけでは、歯の間の汚れは60%程度(※1)しか除去できません。

歯と歯の間には、どうしても毛先が届かず、食べかすや歯垢などが残りやすくなっています。

しかし、歯ブラシに加えてデンタルフロスを併用すると、歯の間の汚れは約90%(※2)まで落とせるようになります。

毎日の歯磨きに一手間加えるだけで約30%も多くの汚れを取り除けることから、歯間ケアの重要性がわかります。

(※1、2)出典:日本歯科医師会「歯の学校vol.74 なぜ?なに?歯医者さん」

歯の間の汚れを放置する3つのリスク

歯の間に残った汚れを放置すると、主に3つの口腔トラブルを引き起こす可能性があります。

主なリスクを詳しく見ていきましょう。

1.虫歯や歯周病になる

歯の間に残った汚れが原因で最も起こりやすいトラブルが、虫歯と歯周病です。

  • 虫歯
    • 歯間にできる虫歯は初期段階では目立ちにくく、発見が遅れやすい
    • 進行すると痛みや歯の欠損につながり、さらに周囲の健康な歯にまで影響が及ぶ恐れがある
    • 治療が必要になれば時間もコストもかかってしまう
  • 歯周病
    • 歯垢に含まれる細菌が歯周病を引き起こす可能性あり
    • 歯垢が石灰化して歯石になると、さらに歯周病が悪化し、最終的には歯を失う原因になる

どちらも早めの発見による治療が重要となるため、日頃からの予防ケアが欠かせません。

2.口が臭くなる

歯間に残った食べかすやプラークが細菌によって分解される過程で、口臭の主な原因である揮発性硫黄化合物などのガスが生成されます。

虫歯によって歯に穴が開くと、そこに食べかすや汚れが蓄積し、ドブのような強烈な臭いを発します。

人との会話や仕事での印象にも大きく影響するため、注意が必要です。

歯周病が進行して歯周ポケットが深くなった場合も、歯周ポケットに溜まった細菌により独特な臭いが発生します。

口臭は自分では気づきにくいものの、周囲の人には不快感を与えてしまう可能性があるため、日頃からの口腔ケアが大切です。

3.歯に色素が付着する

歯と歯の間は磨き残しが多いため、コーヒーや紅茶、赤ワインなどに含まれる色素が歯の表面に付着しやすくなります。

歯と歯の間は磨き残しが出やすい部分のため、一度付着した色素が落ちにくくなります。

放置するとさらに色素が蓄積し、通常の歯磨きでは取り除くことが困難になりかねません。

見た目にも影響するため、日頃から歯間ケアを心がけましょう。

歯の間の汚れを取り除くための正しい歯間ケア

歯間ケアを適切に行うと、歯の汚れを90%近く(※3)取り除くことが可能です。

ただし、デンタルフロスと歯間ブラシを正しく使用しなければ、期待する効果は得られません。

それぞれの特徴や使い方を見ていきましょう。

(※3)出典:日本歯科医師会「歯の学校vol.74 なぜ?なに?歯医者さん」

デンタルフロスと歯間ブラシの違い

歯間ケア用品には主にデンタルフロスと歯間ブラシがあり、違いについて下表にまとめましたので参考にしてみてください。

項目デンタルフロス歯間ブラシ
適用部位・歯と歯が密着している部分
・歯周ポケット
・歯と歯の間が狭い部分
・歯の根もと部分の隙間(三角スポット)
タイプ・ホルダータイプ
・糸巻きタイプ
・金属ワイヤータイプ
・ゴムタイプ
特徴・細い糸を歯と歯の間に通して歯垢をかき出す
・歯ブラシが入らない部分をケア
歯の隙間に入るサイズを選び、歯間に入れて前後に動かす
使いやすさ初心者にはホルダータイプがオススメゴムタイプが使いやすい

それぞれ適用する部位や特徴が異なるため、正しく理解して適切に使用しましょう。

デンタルフロスを使った歯間ケア

デンタルフロスは歯のカーブに沿わせて使用すると、歯と歯ぐきの溝である歯周ポケットの汚れもかき出せます。

正しい使い方を学べば、効果的に歯間ケアができるでしょう。

初めて使う方や継続できない方には、持ち手付きのデンタルフロスがオススメです。

デンタルフロスは、糸の長さ調整が不要で、片手で使える便利さが魅力。

また歯間にも簡単に入れやすく、ストレスなしで使えます。

使用する際は、歯ぐきを傷つけないよう優しく動かしましょう。

無理に押し込んだり、勢いよく動かしたりすると、歯ぐきを傷める原因になりかねません。

歯間ブラシを使った歯間ケア

歯間ブラシは歯間に挿入し、前後に動かして汚れを除去します。

適切なサイズの選択が効果的な清掃につながります。

ゴムタイプは初めて使う方にオススメです。

金属ワイヤータイプは清掃力が高い反面、適切なサイズの選択や慎重な取り扱いができないと歯や歯肉を傷つける可能性があります。

正しい歯間ブラシを使用することで、効果的な歯間ケアにつながるでしょう。

VIEAQ ORL TOOTHGELで歯の間の汚れを手軽にケア

歯間ケアを習慣化するには、使いやすいケア用品として歯磨きジェルのVIEAQ ORL TOOTHGELがオススメです。

使用方法は簡単で、歯磨き時に歯磨き粉の代わりに使ってブラッシングします。

歯ブラシが届きにくい部分にもジェルが行き渡りやすく、効果的な洗浄効果が期待できます。

歯ブラシやフロス後の仕上げとしてジェルをつけて磨くと、より高い効果が得られるでしょう。

防腐剤やアルコールなどの添加物が少なく、優しい使用感で設計されています。

毎日の歯間ケアを手軽に続けたい方にとって、心強いケア用品となるでしょう。

まとめ

歯の間の汚れは歯ブラシだけでは完全に除去できませんが、デンタルフロスの併用により除去率が向上します。

歯間の汚れを放置して生じるリスクは以下のとおりです。

  • 虫歯や歯周病
  • 口臭
  • 歯の着色

さまざまなトラブルを避けるためには、正しい歯間ケアの継続が欠かせません。

歯間ケアにはデンタルフロスと歯間ブラシが効果的です。

初心者の方は、ホルダータイプのデンタルフロスやゴムタイプの歯間ブラシから始めると良いでしょう。

VIEAQ ORL TOOTHGELを活用すると、より手軽で効果的な歯間ケアが実現できます。

添加物が少なく、優しい使用感で続けやすい設計となっています。

健康な口腔環境を維持するために、ぜひ日々の歯間ケアに取り入れていきましょう。